普段はゴルフの考え方やマネジメントなど、100切りを目指す人を応援する記事を発信しているダイキチです。
「時には”ただただ飛距離を追い求める”ということをやってみよう」
そう思い、飛距離アップを決意したのが2020年7月末。
+30ヤードを目指す過程をブログにまとめてみました。
前編はコチラ
前・中・後編の構成になっているので、まだ前編をご覧になっていない方はコチラをご覧ください。
前編では現状把握と課題整理。
- +30ヤード伸ばすためにヘッドスピードを増やしていく
- そしてそのためには手打ち気味のスイングを改善していく
というところまで明確にしました。
クラブ見直し
課題が明確になったので、いざスイング改造!といきたいところなのですが、その前にリシャフトを決断。
なぜリシャフトを決断したか
課題を整理している過程(詳しくは前編にて)であることに気づきました。
「このシャフトのままヘッドスピードを上げたら、おそらく球が暴れる」
数値による明確な根拠はないのですが、実際前編で書いたマン振り時の球の傾向を見る限りなんとなくそんな気がして、かねてより検討していた中古シャフトをポチっと購入してしまいました。
シャフトのBefore/After
シャフトの変更前後のスペックです。
使用中のドライバーはテーラーメイドのM4です。
モデル:FUBIKI TM5 (三菱ケミカル M4純正シャフト)
フレックス:S
シャフト重量:104 g ※グリップ、スリーブ込み
クラブ重量:297 g
振動数:238 cpm ※マーク金井さんの試打レビューより

↓
モデル:Speeder EVOLUTION Ⅱ 569(フジクラ)
フレックス:SR
重量:114 g (+10) ※グリップ、スリーブ込み
クラブ重量:307 g (+10)
振動数:245 cpm (+7) ※明確な数字がなかったので複数サイトからの予測値です

ヘッドスピードを上げるにはクラブを軽くするのが一般的ですが、リシャフトの目的はどちらかというと「安定性」なので、+10グラムはヨシとします。
あえてフレックスSRにしました。Sではリシャフト前に比べて重さも振動数も上がりすぎてしまうと判断したためです。
「同じフレックスSでもメーカーやモデル毎に違う」とよく聞きますがその通りです。
リシャフトを検討中の方は、①必ず同モデルを振ってみること、②振動数も確認すること、が大事です。
このシャフトを選んだ理由
3つあります。
- つかまりにくいクラブにしたかった
- 持っているUTのシャフトがFW用の同モデル
- 旧モデルのため安かった
あえてつかまりにくいクラブへ
飛距離を伸ばしたいのにつかまりにくいシャフトを選ぶのはどうかと思いましたが、右にも左にも飛んでいくよりも安心できるため、つかまりにくいと言われているM4にエボ2を組み合わせてみました。
FW用の同モデルを持っている
既に持っているUTのシャフトが、FW用の同モデル(フレックスS)で振り感がとても好きだったので、モデルを合わせてみました。
旧モデルのため安かった
この記事を書いている時点で既にEVOLUTION Ⅵまで発売されており、Ⅱは生産終了品。そのため、ネットで新品未使用の中古シャフトが安く購入できました。
高い買い物をしてゴルフに行けなくなっては本末転倒ですからね。
リシャフト後の変化
まずはスイングを何も変えず、リシャフト前後の効果を確認。
2020年9月初旬に測定した結果がコチラ。連続10球の平均値です。

この日もいつもの練習場だったためレンジボールでの計測。
そのため、ヘッドスピード以外の数値のダウンは気にしません。
ポイントは、ヘッドスピードが1.8m/s上がったこと。
メンタル的なアップもあるかもしれませんが、気持ちよく振れて結果的にヘッドスピードが上がっているのであれば、選び方は間違っていなかったと言えるでしょう。
というわけで中編はここまでです。シャフトも決まったので、ここからスイングを改造していきます。
後編「スイング改造」に続きます。