よくゴルフ用品に関するブログ記事や動画サイトを見ていると、「自分に合ったクラブ選びをしましょう」とよく言われますが、そもそも自分に合っているクラブとは、いったいどういうものでしょうか?
ゴルフクラブを選ぶ際のポイント
ゴルフクラブを選ぶ際、いくつかのポイントを確認する必要があります。
メーカーの種類 × クラブの種類 × モデルの種類・特性 × シャフトの硬さ・重さ
- メーカー:ダンロップ、テーラーメイド、タイトリストなど
- クラブの種類:ドライバー、アイアンなど
- モデルの種類:XXIO(ゼクシオ)、STEALTH(ステルス)など
- シャフトの硬さ:S(硬い)、SR(ちょい硬)、R(普通)など
- シャフトの重さ:50g、100gなど
頭がこんがらがります。一方、これをプレイヤー目線で見ると、
- 背の高さ
- 力の強さ
- 体の柔らかさ(硬さ)
- クラブの振り方(スイングの仕方)
- 性別
- 趣味志向
上記のように、様々なタイプの方がいますよね。
それぞれのタイプのプレイヤーに、できるだけ合ったものを提供できるように、各メーカーが様々な種類のゴルフクラブを提供しています。
そうすると、自分に合ったクラブとは、
- 自分の身長や手の長さなどに合った長さ
- 自分の力の強さに合ったシャフトの硬さ・重さ
- 自分のスイングに合った特性のモデル
- 自分の気に入ったメーカー(デザイン、色)
と言えます。このうち、自分に合った「長さ」「硬さ・重さ」はカタログを見ていてもわかりませんので、ゴルフショップで実際に持って、構えて、振って(試打)みましょう。
ゴルフショップでは、シミュレーションなどの測定器や、経験豊富なスタッフの方などがいらっしゃいますので、アドバイスしてもらえば、自分に合ったものが意外とすぐにわかると思います。
ちょっとわかりづらいのが、「自分のスイングとモデルの相性」です。
これについては初心者だけでなく、上級者やプロでも技術の進化などにより新しいモデルへ変えたりもされているようですので、永遠の課題とも言えますが、いろいろ考えて試して試行錯誤をしていくことも、ゴルフの楽しみの一つではないでしょうか。
モデルの特性はざっくり言うと以下のような分類があります。
- スピン量が多い(球が上に上がりやすい)
- スピン量が少ない(球が上に上がりにくい)
- つかまりやすい(球が左に行きやすい)
- つかまりにくい(球が右に行きやすい)
どれが良い悪いというわけではなく、プレイヤーそれぞれのスイング特性で変わります。
ゴルフショップ等で試打してみた際に、例えば10球打ってみたら何球かは何となくうまく当たるという場合、うまく打てた球の軌跡をチェックしてみてください。
なかなか同じ場所や距離とはならないとは思いますが、クラブのモデルの種類によって球の軌跡が違うことがわかるはずです。
一般的には、出来るだけ真直ぐに飛ぶクラブが扱いやすいですので、自分に合ったクラブ選びの基準にしてみてください。
ゴルフクラブの具体的な選び方については、以下記事に詳しく紹介していますので、ご覧ください。