パターと並んで最も重要なのがアプローチです。
スコアの70%は120ヤード以内で打たれる
”帝王” ジャック・ニクラス
この言葉の通り、スコアの大部分は短い距離でのショットという事ですね。
特に我々アマチュアゴルファーはパー4のセカンドショットでグリーンを直接捉えることは少ないです。
グリーンを外した時のアプローチショットが大事なことは言うまでもありません。
ここでは目安として100ヤード以内からのショット全て”アプローチ”とし、3つの距離別にやるべきことを紹介します。
100ヤード以内を磨くポイント
100ヤード以内といっても距離ごとにやるべきことが変わってきます。
- グリーン周りの近距離
- 40~60ヤード程度の中距離
- 70~100ヤードの長距離
この3つに分けて説明していきます
グリーン周りの近距離は3~5ヤードの練習
グリーン周りの近距離アプローチは3~5ヤードで同じ距離をひたすらウェッジで打ち続ける練習がおすすめです。
あなたの行きつけの練習場に「〇時間打ち放題」のような、貸ボール料金を気にしないでたくさん打てるプランがあれば、その時間内に徹底的に同じ距離を打つ練習をしてみてください。
私が実践している、ミスしない近距離アプローチのやり方はコチラです。この打ち方を習得してグリーン周りのざっくりやトップが大幅に減りました。
なぜ3~5ヤードかというと、グリーンエッジまでそれ以下の距離ならばほぼパターでOKだからです。
大前提として、グリーン周りでまず考えてほしいことは「パターが使えないかどうか」です。
パターで転がすほうが間違いなくグリーンに乗りますし、ダフってもう一回ウェッジで打つ、といった最悪のケースは防げます。
40~60ヤードは”自分の距離”を1つ作る
おそらくこのゾーンが一番苦手な方が多いのではないでしょうか。フルショットで打てる距離ではないため、どうしてもミスが増えてしまいます。
100切りを目指すゴルファーには”自分の距離”を作ることをオススメします。
「サンドウェッジでこの振り幅で打てば○○ヤード」という距離を1つ作り、徹底的に体に染み込ませるのです。
私は時計の9時から3時のスイングで50ヤードなので、それを自分の距離としています。100切りを目指すうちはそれでOKです。
そこから40や60ヤードにアレンジするやり方は今後アップします。
70~100ヤードは道具に頼る
例えば100ヤード打てるクラブで70ヤードを打つのは少し難しいです。
できれば4分の3の振り幅で打つ”クォーターショット”も練習したいところですが、まずは道具に頼ってしまったほうがラクです。
フルショットで90~100ヤード、80~90ヤード、70~80ヤードを打てるクラブを3本決めておくと、微妙な距離が残ってもそれらのクラブで対応できます。
↓クラブの選び方の詳細はこちらからご覧ください↓
まとめ
100ヤード以内のアプローチがスコアアップにとても重要だという点から、距離別に3つのポイントを紹介しました。
一度に全部練習するのは難しいですが、近い距離からでも地道に練習していけば、必ずスコアアップにつながりますよ。