夏場になると特に難しくなる深いラフ。
生い茂ったラフからうまく打てなかった経験は誰にもあると思います。
今回は、深いラフに入った時に考えることを紹介します。たった2つだけです。
深いラフは一種のペナルティのようなものです。割り切って”その次”を考えましょう。
深いラフに入ったら考える事
今日は深いラフについて解説するよ
この前いったゴルフ場、ラフがボーボー生えてて大変でした…
特に夏場の深いラフは打ちづらいよね
ラフは打ち方うんぬんより、気持ちの切り替えが大事だよ
とにかく脱出優先
深いラフからどうやってうまく打つんですか?
ちょっと待った。まず、深いラフからうまく打とうとすること自体に無理がある
深いラフからはとにかく脱出することを最優先に考えること!
持つのはPWや9アイアンのような短いクラブでOK!
え!?でもその番手ではグリーンまで届かないのですが…
次にちゃんと打てるところにボールを置くことが大事
とにかく深いラフに入ったら、PWなどで前方の広いフェアウェイを狙って脱出すること
なぜラフは難しいのか
たしかに、ラフでダフってクラブを振りぬけなかったことが何度もあります
そう。そしてフェースの角度が立っているほど抵抗を受けやすいんだ
だから角度が寝ているPWで打つのがいいんですね!
ボールの近くで素振りしてみて、明らかに抵抗を感じたら迷わずクラブの番手を下げること!
プロでも距離をコントロールするのは難しい
余談だけど、バンカーとラフはどっちが嫌い?
バンカーですかね…
プロは「バンカーよりもラフの方が難しい」と考えているらしいよ
その理由は、さきほど紹介した難しい理由の2つめ
「ボールとクラブの間に芝が挟まりやすく、距離がバラつく」でしたね
ラフではスピンがかかりづらいんだ。だから狙った距離が打ちづらい
たしかにプロの試合を見ていても、ラフからのショットがグリーンオーバーしていることも多いですね
一方バンカーはプロのレベルなら距離の打ち分けもスピンをかけることもできるので、「ラフよりはマシ」と考えている
なるほど。プロでも難しいなら、私たちにとって難しくて当然ですね
そういう意識を持ってラクに考えることがミスを減らすポイントだよ
深いラフにボールが飛んだ時の注意点
あと、もう一つ気を付けておくことは、ティーショットがラフめがけて飛んで行ったら必ず着弾の最後まで見切らないこと
どこに落ちたか、見つけやすくするためですね!
「行けばきっと見つかるさ」のノリでいくと、だいたい見失うから、落ちたところを最後まで見届けてから移動することが大事だよ!
まとめ
深いラフでの考え方について紹介しました。
1打を諦めて次へつなげるのか、無理してグリーンを狙うのか、考え方を変えるだけでその後の結果が大きく変わってきます。
フェアウェイに脱出させることに抵抗を感じるかもしれませんが、あなたのボールの手前にある芝はもっと大きな”抵抗”かもしれませんよ。