たまの3パットはともかく、4パットしてしまうと悔しいですよね。
私もゴルフを始めたときはパターが苦手でした。1ラウンドの半分近くをパターで打つほど調子が悪かった時もあります。
でも、家でパター練習するようになってから精度が良くなり、特に3~4メートルの微妙な距離を確実に2パット以内で仕留められるようになりました。
パットが入らなくて悩んでいる初心者の方へ、パターマット練習のススメと、パットへの考え方が変わる3つのことを教えます。
パターマットを買おう
パターは普段から練習している?
いえ、ラウンドでスタート前にちょっと練習するくらいです
パターを練習できる機会はあまりないですよね。ゴルフレンジに併設されているところもありますが、あまり練習している人を見かけないです。みんなドライバーとかアイアンを練習したいですからね。
パターは唯一あなたの家の中で気軽に練習ができるのです。
今すぐパターマットを買って家で練習しましょう。
どのパターマットでもいいですが、オススメはフラットタイプのマットです。
私が持っているのは写真のタイプ。マットにカップの穴が開いてるわけではなく、丸と四角にくり抜かれた樹脂の薄いシートをマットの上に置いてカップに見立てて練習します。
2枚目の写真を見て頂ければシートの薄さがわかると思います。
そのシートの丸穴がカップと同じサイズになっており、その先に四角穴が来るようにセット。
四角穴にピッタリ入る感覚で打つと、カップ2~30センチオーバーするイメージで練習できるのです。
マットそのものに穴が開いているタイプ(下の写真)も悪くはないのですが、カップの手前から上りの坂道になっているため、どうしても強めに打たないとカップに入りません。
この感覚を覚えてしまうと、本番では強すぎてしまうのです。
そのため私はフラットタイプのマットを選びました。
幅や長さ、芝の違いの種類もいくつかあるので、自分にあったものを見つけてください。
真っすぐ打つ練習であれば一番幅が狭いタイプで十分でしょう。
パッティングの意識を変える3つのこと
ここからはあなたのパッティングの意識を変える3つのことを話します。
狙いはカップではなくタライ
ラインがよくわからないと、どこを狙って打っていいかわからないですよね。
ボールとカップを点と点でつないだイメージを持っていたら、少しのズレがミスになってしまいそうです。
そんなあなたにはカップをタライと考えることをオススメします。
1グリップ程度の距離まで寄ってくれれば後は誰かが「はい、OK」と言ってくれます。OKがもらえる範囲、つまりタライの大きさに寄せるつもりで打ちましょう。
たしかにタライと考えたら気持ちがラクになりそう!
スタンスやスイングは気にしない
雑誌や記事には「スタンスは肩幅よりも少し狭く、ストロークはイントゥインで、肩を振り子のように、、、」とたくさん理論が書かれていますが、初心者のうちこそそういったことは一旦忘れて良いと思っています。
紙くずをゴミ箱に投げて捨てる時、スタンスや振り幅を気にしていますか?
パターは一番小さい動作でスイングができます。狙った方向に打つことが目的であって、構えやスイングなんて自由です。
自分にとって窮屈なぎこちない体勢で打つほうがよっぽど悪影響です。
そもそも、体格・骨格が違う老若男女全員にマッチする打ち方などありません。
自由にって言われてもどうしたらいいかわからないな…
そのためにパターマットでひたすら練習するんだよ
どう構えてどう打ったら一番寄るのか、答えを知っているのは自分だけだよね
合計パット数も気にしない
今日もまた40パットしてしまった・・・
パット数なんて気にしちゃダメ!
3+2=? 2+3=?
どっちも5。パー4でボギーだよね?
3オンで2パットしても、2オンで3パットしても、同じボギー
だから、パット数だけにこだわり過ぎないことも重要だね!
合計パット数だけでパットの良し悪しを考えることはオススメしません。
詳しくはこちらもご覧ください
まとめ
「1ホールで1パットずつ縮められたら18打減る。だからパットは大事」と謳っている本や記事もありますが、それは当たり前の話で誰でもわかることです。
ましてやその1パットを減らすことがどれだけ難しいか皆苦労しているからこそこの記事を読んでくれているのだと思います。
ですから私がこの記事で伝えたいことはまずパターマットを買ってひたすら練習することと、以下3つだけ。
この3つを意識し続けるだけであなたのパットが変わり、スコアは良くなるはずです。
ゴルフは時に理屈よりも感覚が勝ります。そして最も感覚が大事なのがパットと考えています。
いろいろな知識を得るのも大事ですが、まずはパターマットを買って毎日ひたすら練習しましょう。