ナイスプレー!ナイスキャッチ!ナイスショット!ナイスゴール!
スポーツをするときにお互いのいいプレーを称賛し合うことはとても素敵な事。
ゴルフでは「ナイスバーディ!」「ナイスパー!」とよく聞きますが、みなさんは「ナイスボギー!」って言いますか?
100切りを目指すゴルファーの皆さん。今日から「ナイスボギー!」って言い合いましょう。
あなたにとっての「ナイス」なプレーは?
普段パープレーでラウンドされる方でしたら、日ごろからパーを狙い、時にはバーディも取るくらいのペースで回られているのだと思います。
私はまだ”パーを当たり前のように取れる域”まで達していないので、残念ながらその方の心情はわかりません。
ベストこそ70台ですが普段は80台~90台前半のプレーが多いので、いわゆるボギーペースのゴルファーです。
なので、私にとってはボギーが取れたら「ナイスプレー」です。
また、周りのゴルフ友達も同じくらいのペースで回る人が多いので、ボギーを取れた人には積極的に「ナイスボギー!」と言うように心がけています。
ボギーって素晴らしい
エンジョイゴルファーの方は”ゴルフ場が設定したパーの数字”を基準として考えている方が多い気がします。
失礼を承知で敢えて言いますが、100を切ることを目標とされている方がパーを狙いに行くのは少々無謀です。
基準とすべきは自分の目標スコアであるべきではないでしょうか。
ボギーペースは18ホールで90です。ということは100切りを目指す方にとってボギーとは素晴らしい結果なのだと思っています。
だからこそ、ボギーを取れたら笑顔で「ナイスボギー!」って言い合うことが大事だと考えています。
余談ですが、「ボギー」っていう名前が良くないのではないかとぼんやり考えたこともあります。
濁点が2つもあって、なんとなくネガティブなイメージ持ってしまいますよね。私だけかもしれませんが。
バーディやパーへの意識を捨てよう
エンジョイゴルファーの皆さんへの提案です。
100切りを目指す頃はパーへの意識を捨てましょう。
90切りを目指す頃はバーディへの意識を捨てましょう。
別記事でも書きましたが、私が愛読する中部銀次郎氏の著書”ゴルフの神髄”ではこう書いてあります。
プラスのハンディキャップを持っている人でもない限り、バーディなど取れなくて当たり前である。バーディはまぐれである。
中部銀次郎 著「ゴルフの神髄」より
「まぐれも実力のうちである」と文中で補足されておりますが、私はこの考えに深く共感しました。
ボギーを狙えばパーになる
これは自身の経験から考えた格言です。いつも心に刻みながらプレーしています。
”ボギーを狙えばパーになる。パーを狙えばダボになる”
ボギーを狙うくらいのマネジメントをしていれば、運よくパーが取れる時もある。パー4でグリーン外したものの3オン1パットとなることが良い例です。
逆にパーを狙うと崩れてダボになる。これは誰しもが経験済でしょう。
ぜひこの言葉を意識してみてください。
終わりに
今回このような記事を書いた背景は、以前このようなことがあったからです。
私が「ナイスボギー!」と声を掛けたら、「全然ナイスじゃないよ…」とボソッと答えたゴルフ仲間がいました。
きっと彼は高い目標を持っていて、ボギーでは満足しなかったのだと思います。
しかし、普段から一緒にラウンドしているからこそ、彼のボギーが私にとっては「ナイス」に思えた。だから「ナイスボギー!」と称賛しました。
「ナイスボギー!」という言葉がもっと当たり前のように言い合えるゴルフライフになればと思い、発信してみました。
みなさんはどう思いますか?