グリーンまであと数ヤード。そんな時にウェッジを握って大ミスしたことありませんか?
ダフって数十センチしか進まないのはまだマシです。トップして反対側のグリーン外に行ってしまった時はやる気すらなくしてしまいますよね。
月一ゴルファーがベストスコア70台にたどり着く中で、超近距離アプローチでミスしにくい打ち方を身に着けました。
この打ち方を取り入れてからグリーン周りからのアプローチが大好きになり、おもしろいようにミスなく乗せることができるようになりました。
グリーン周りからのアプローチに悩んでいる方必見です。ぜひ今日から試してみてください。
超近距離のアプローチの秘訣を教えます
まずはパターが使えないかどうか
今回の条件は、最初の写真のように”グリーンエッジまで残り数ヤードの花道”です。
ここでまず考えるのはパターが使えないかどうか
パターで転がすよりもウェッジで浮かせるほうが確率が高いという方は少数派だと思います。まずはパターを使うことを最優先に考えてください。
パターを使うには距離がありすぎる。パターでフェアウェイから転がすのは不安。という方におすすめするのが次に紹介する打ち方です。
構え方;肘と膝を伸ばしてロックしましょう
えっ!?「アプローチの構えは膝と肘を柔らかく」って教わったんですが…
確かに多くのアプローチレッスンではそのように教えてることもあるよね。
私が教える構え方「肘膝ロック」はその真逆。肘をピンと張り、膝もまっすぐ伸ばしてOK
はい…でもよくわからないので実際に見せてもらえますか?
正面から見た構え方
左は私が100切り目指してた頃の構え方、右が「肘膝ロック」の構え方
たしかに肘が真っすぐですね。では膝は?
前方から見た構え方
これも右が「肘膝ロック」の構え方
肘と膝の張りを保つにはある程度それぞれに力を入れておく必要があることもポイント。力を抜きすぎると、打つ時に肘と膝が緩んじゃうんだ
シンプルですね!これだけでOKなのですか?
ボールは目の真下
あとはボールの位置かな。なるべく目の真下にボールが来るように立つ。構えができたらあとは打つだけ
打ち方;肩だけを振り子で動かす
打ち方はシンプル。ロックした肘と膝を動かさずに、肩を振り子で動かすだけ!
確かに簡単ですが、それでボールは飛ぶのですか?
そもそも超・近距離アプローチだから飛ばす必要ないよね
そっか、そうでしたね。距離を増やしたい時は振り幅を大きくするのですか?
応用;距離を増やしたい時はクラブを変える
振り幅を大きくするのはおすすめしない。後で説明するけど、バラつく原因を増やすことになる
そういう時は振り幅を変えずにクラブの番手を上げたほうが安定するよ!
なるほど、AW→PWとか9アイアンにするんですね!
構え方はわかったのですが、なぜミスしにくくなるのですか?
なぜミスしにくくなるのか
構えたところにクラブが戻ればミスしないはず
そもそもなぜダフったりトップしたりするのか改めて考えてみて!
思い出したくもないですが、、力んじゃってるからですかね?
もっとシンプルに考えると、単純に、構えた位置にクラブが戻ってきていないんだ
打つ時に構えた位置にクラブが正しく戻ってきていれば、当然きちんとあたるはずだよね。
動く場所が多いほどバラつく
ダフリ・トップの主な原因は・・
- 手打ちになっている
- スイング中に膝が伸びあがる
- ヘッドアップしてしまう
これは、肘や膝や目線を動かしてしまうことで起きるんだ
肘を伸ばして手打ちを防ぎ、膝を最初から伸ばしておくことで膝の伸びを防ぎ、目の真下にボールと決めることで目線がずれないようにする。
これが私の考える「肘膝ロックの構え」
あとは練習あるのみ!振り幅を固定した時に何ヤード飛ぶのかを把握しておけば大丈夫!
まとめ
超近距離のアプローチで使える「肘膝ロック」の構え方と打ち方をお伝えしました。
最後にポイントをおさらいします。
最初はぎこちなく感じますが、慣れてくればこの打ち方の良さがわかると思います。
ぜひあなたのアプローチの引き出しの1つに取り入れてみてください。