体験レポート

ダンロップのクラブフィッティング体験レポート

2020年7月。有賀園さんで開催されたPRGRフィッティングについて、おすすめポイントと合わせて紹介します

どのようなフィッティングだったのか、おすすめポイントと合わせて紹介します。

クラブフィッティングとは

クラブフィッティングでは、あなたに合ったクラブを見つけるためのアドバイスをしてくれます。

その場で数球打ってみて、スイングの癖や普段打つ球の特徴から、あなたに合ったクラブ・シャフトの種類・シャフトのフレックス(硬さ)などを提案してくれます。

もちろん、買うかどうか即決する必要はありません。

フィッティング結果を持ち帰って、ゆっくり考えることができます。

フィッティングの流れ

当日の流れは以下のように進みました。枠は40分でした。

  1. 受付&カウンセリング
  2. ウォーミングアップ
  3. ドライバーで計測5球
  4. 計測結果をレビュー
  5. 提案のクラブ2~3種を試打
  6. 最も気に入ったクラブを見積もり

1.受付&カウンセリング

まず簡単な問診票のようなものを記入します。

ゴルフ歴や平均スコア、ラウンド&練習の頻度、悩み、現クラブセッティングなどを記入します。

その後、どのクラブをフィッティングするかフィッターの方と話します。

今回は、「アイアンの長い番手が苦手」という悩みを伝え、アイアンをフィッティングしてもらうことにしました。

2.ウォーミングアップ

クラブを借りて、自分が納得いくまで体を温めます。

早くフィッティングしたい気持ちを抑えて、ケガしないようにしっかり準備します。

ストレッチなどは受付開始前にやっておくとよいです。

3.ドライバーで計測5球

アイアンを希望してたのにもかかわらず、ドライバーで計測が始まりました。

フィッターの方いわく、どのクラブを希望していても必ずドライバーで5球打ってもらい、手首の動きを見るとのこと。

見えづらいですが、グリップエンド(写真の赤丸部)についている小さな白いもの、これが手首の動きを測る機器なのです。

数年前にもダンロップさんのフィッティングを受けたことありますが、その時はこの測定器はありませんでした。

最近導入したものらしく、ダンロップ契約のプロの方もこれを使っているのだとか。

なんと…プロと同じようなフィッティングができるのか…無料で。

4.計測結果をレビュー

5球打った計測結果から、以下の紙を見せてもらいました。

特によかったのは、下段の2つの表です。

1つずつ、私なりに噛み砕いて説明します。

スイングの傾向

スイングのトップ付近からインパクトにかけての過程をいくつかのブロックに分け、それぞれの手首の動きの傾向を表しています。(写真左下)

表の○が左右どちらかにあればいい、というものではなく、縦の帯に揃っている=スイングが安定している、とのこと。

私の手首の使い方は悪くはなさそうです。

シャフトの硬さとタイプ

次に写真右下です。

縦軸で硬さを10段階に分け(上が固い、下が柔らかい)、横軸で手元から先端までの4ブロックに分かれています(左が手元、右が先端) 

硬さの目安は、5がフレックス「S」、3が「R」とのこと。

私の傾向はその間にあるので、推奨フレックスは「SR」

かつ、先端にかけて柔らかくなるシャフトが合っているとのこと。

ダンロップさんはシャフトの仕様を4つの数字で表しており、左から4・4・3・2となっている私の推奨シャフトの記号は4432ということでした。

これを知っておけばダンロップさんのシャフトの4ケタの数字の意味がわかりますね。

5.提案のクラブ2~3種を試打

シャフトのオススメが決まったところで、XXIO Xとイレブンの2つのヘッドで試打をそれぞれ5球ずつ打ちました。

また、比較のために現アイアン(ミズノ MP-54)も打っておきました。

ちなみに私へのオススメシャフトはカーボンのMiyazaki AX-1のフレックス SRでした。

前項の「スイングの傾向」の表で縦の帯に揃っている人はカーボンにしてもバラつきにくいとのこと。なるほど。

XXIO イレブンのヘッド+Miyazaki AX-1のシャフトが最もいい結果でした。

距離は現クラブより伸びて、なにより左右のバラツキが抑えられているのが素晴らしい。

ダンロップフィッティングの良いところ

ポイント

  • 5球打つだけで手首の使い方がわかる
  • 計測結果表が視覚的にわかりやすい
  • 無理に購入させようとしない

これからフィッティングに行く方へ

ポイント

  • 自分のクラブも持っていきましょう
  • 悩みは出来るだけ1回につき1つに絞っておきましょう

おわりに

カーボンかスチールシャフトか、はヘッドスピードで決まると思っていましたが、それだけではないということ。そして私にもカーボンシャフトはオススメだということが勉強になりました。

ヘッドが豊富なのは知っていましたが、シャフトの組み合わせまで豊富なので、必ず好みの1本が見つかる、という印象です。

やはり実際に打ってみるといろいろなことがわかってきます。


ちなみに、他メーカーのフィッティングもレポートにまとめています。

よければこちらもご覧ください。

ぜひクラブ購入の際はフィッティングに行って吟味してみましょう。

自分が納得して買ったものは、きっと長く使える良い相棒になるはずです。

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