セカンドショットでグリーンを狙う時、手前の池やバンカーに吸い込まれた経験は誰にでもあるはずです。
そのときあなたは「ミスショットしちゃった…」と嘆いてきたと思います。
果たしてそのミスはショットのミスなのか、それとも戦略のミスなのか。
勇気を持ってレイアップすることも覚えていきましょう。
あなたのゴルフの引き出しを1つ増やしていきます。
レイアップは立派な戦略

ダイキチさん、グリーン手前に池や深いバンカーがあるときってどうするのですか?

残った距離にもよるけど、長い距離なら迷わずレイアップをした方がいいかな

ボーダーとなる距離の目安はどれくらいですか?

君が自信を持って打てるクラブだよ

もし9アイアンまでは7~8割ぐらいの確率で打てて、それ以上になると5割以下の確率だったとする

もしその状況で140ヤード先のグリーン手前にハザードがあるなら、迷わずPWでレイアップしよう

刻むのはなんか抵抗あります…守りに入っているみたいです

プロでもレイアップするのに?どんな状況でも”最善手を探す”ことがマネジメントだよ
チャレンジは悪いことではない

では一切狙っちゃダメなのですか?

もちろんそんなことはない。チャレンジすることは素晴らしいことだよ

チャレンジすることは否定しない。ただ、そのときに成功したことも失敗したこともきちんと自分の記憶に残しておくんだ

失敗はすぐに忘れてしまいそうですが(笑)

「あの時、池に入れてしまったな」と覚えておき、次に同じような状況で何をするのかがポイント

たしかに、毎回同じことしてたら成長しませんね

だからチャレンジすることは悪いことではないよ。次に生かすことが大事なんだ

ただ、初心者のうちはスコアを重視するならレイアップすることが近道だと思うよ
攻め方の引き出しを増やそう

レイアップすることを学ぶと、自分の攻め方の引き出しが増えるんだ

ショットの引き出しは多いほうがいいですからね

お。わかってきたね!

次のラウンドでは積極的にレイアップしてみます。100切れたらいいな!
ハーフ&ハーフゴルフで実践中

ダイキチが提唱している「ハーフ&ハーフゴルフ」ではクラブが7本なので、必然的にレイアップするゴルフが練習できるよ

なるほど。たしかにクラブ本数が制限されているとグリーンに届かないことが多くなりそうですね

実際にラウンドした結果もあるので、コースマネジメントの参考にしてみて
まとめ
レイアップするのか、チャレンジするのか。ハザードがあると必ず迷う2択です。
決まった正解はありません。ただ1つ言えるのは、あなたの攻め方の引き出しを増やしておくことが大事だということ。
そのためにも、日ごろからレイアップする習慣をつけておくことをオススメします。
- グリーン手前に苦手なハザードがあればレイアップを推奨
- 刻むことをためらわない。プロでもレイアップする
- レイアップせずチャレンジするのももちろんOK。必ずその結果を次に生かす