ゴルフ 100切り スコアアップの考え方

パーオン率なんて気にしない! 100切りのための考え方

パーオン率って皆さん気にしていますか?

最近はスコアをアプリに入力している方が増えてきたので、自動的に計算された率を見て「今日は○○%だった」と気にしている方もいるでしょう。

結論から言うと、100切りを目指す方々はパーオン率は意識しない方がいいです。

私はこの「パーオン率」という言葉を全く意識していません。スコア入力アプリでも勝手に計算されますが見てません。

なぜなら、そもそも私はパープレーで回れない月イチのゴルファー(ベスト78、平均90前半)で身の程を弁えているということと、その数字を見ても特別な練習につながらないからです。

この考えを理解しているかどうかでゴルフのマネジメントが変わり、きっとスコアアップにもつながりますよ。

パーオン率を気にしてはダメ

パーオン率を簡単に表すと以下です。

パーオン率の定義

規定打数(パーの数字)マイナス2打以内でグリーンに乗ったホールの数÷18×100(%)

  • パー3ならティーショットがグリーンに乗ればパーオン
  • パー4なら2打以内でグリーンに乗ればパーオン
  • パー5なら3打以内でグリーンに乗ればパーオン

シングル(オフィシャルハンディキャップが一桁)クラスの方であればパーオン率がとても重要なので気にされているでしょう。

ここではゴルフを始めたばかりもしくは100切りを目指しているゴルファーをターゲットにお話しします。

今これを読んでいただいている方にお聞きしたいのですが、そもそもパーオン率を知って次に何をどうされますか?

ここが大事なんです。

スコアアプリで入力するのはとても便利ですし、それ自体を否定しませんが、理由もなく数字とにらめっこするのは上達を妨げてしまわないかとさえ思ってしまいます。

数字を見て明確な次のアクション(具体的な練習)がないのであれば、その数字は気にしないようにすることをオススメします。

3オン2パットと2オン3パットの違い

パー4で3オン2パットだったとします。ボギーですね。

同じホールで2オン3パット。これもボギーですね。

前者は3オンしたので残念ながらパーオンならず。※後述しますがボギーオンと言います

後者はおみごと、パーオンです。

最終的な結果に違いがあるでしょうか。どちらもボギーです。

こういう話をすると、「3パットさえなければパーじゃないか。だからパーオン率が良いほうが良い結果になる」という意見もあるかもしれません。

おっしゃる通りです。

私がここで言いたいことは、後者のケースでは、結局パター練習が最も効果的だということ。

パーオン率が低いならアプローチ練習

パーオン率が高いということは、ティーショットとセカンドショットの精度が良い証拠です(パー4の場合)。

パーオン率が低いということは、その逆ですね。

では、アイアンとドライバーを練習(=パーオン率を上げる練習)するのと、グリーンを外したところからのアプローチを練習(=リカバリーの練習)するのと、どちらがスコアアップに直結すると思いますか?

アプローチ練習が大事と考える方が多いのではないでしょうか。

つまり、パーオン率がどうであれ、結局パターやアプローチのグリーン周りを鍛えることが結局上達の近道なのです。

ちなみに、プロのレベルでもパーオン率は60%台ですよ。

あえて気にするならボギーオン率

とはいってもゴルフは数字との勝負です。あえて意識するならボギーオン率が良いと思います。

ボギーオンとは、先ほどのパーオンの式で「マイナス2打以内」のところを「マイナス1打」に変えるだけです。

ボギーオン率

規定打数(パーの数字)マイナス1打でグリーンに乗ったホールの数÷18×100(%)

  • パー3なら2打でグリーンに乗ればボギーオン
  • パー4なら3打でグリーンに乗ればボギーオン
  • パー5なら4打でグリーンに乗ればボギーオン

言い換えれば、どれだけリカバリーできているか、と捉えられるかと思います。

パー4で例えると、

  • ティーショットをミスしてもその後2打でグリーンに乗せられるか
  • セカンドショットをミスしてもその次でグリーンに乗せられるか

という指標になります。

意識するならここです。そしてこう考えるとやはりアプローチがどれだけ重要かということがわかるかと思います。

まとめ

ゴルフは上がってナンボ。

パーオン率の数字にこだわることももちろん大事ですが、その先に何をどうするかを考えることが大事です。

ポイント

  • 100切りを目指すうちはパーオン率を意識しない
  • パーオン率がどうであれ、結局パターとアプローチが大事
  • 敢えて意識するならボギーオン率

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